(アルバム"You Could Have It So Much Better"より)
続きに解説を載せました。
So they say you're trouble, boy
Just because you like to destroy
All the things that bring the idiots joy
Well, what's wrong with a little destruction?
君を問題児と呼ぶやつがいるんだね
ただバカげた享楽をもたらすものを
破壊するのが好きというだけで
まったく、そんな些細な破壊行為が何だっていうんだ?
And the Kunst won't talk to you
Because you kissed St. Rollox adieu
Because you robbed a supermarket or two
Well, who gives a damn about the profits at Tesco?
“芸術”は君に口を聞いてくれない
“セント・ロロックス”にさよならのキスをしたからって
何度かスーパーで万引きをしたからって
まったく、テスコの預言者に文句を言う奴がいるのかい?
Did I see you in a limousine
Flinging out the fish and the unleavened
Turn the rich into wine as you walk down the mean
The fallen are the virtuous among us
Walk among us, never judge us
Yeah, we're all blessed
君を見かけたことがあったかな
リムジンの窓から魚と種無しパンを放り投げ
貧しい者たちの上を歩きながら財産をワインに変える
“死者”というのは僕らの中では高潔な存在で
僕らの中に紛れ込んでいて
僕らを裁くことはしない
ああ、僕らは恵まれている
Up now and get 'em, boy
Up now and get 'em, boy
Drink to the devil
And death to the doctors
目を覚まして奴らを捕まえろ
悪魔のために祝杯を
医者たちには死を!
Did I see you in a limousine
Flinging out the fish and the unleavened
Five thousand users fed today
As you feed us, won't you lead us
To be blessed
君を見かけたことがあったかな
リムジンの窓から魚と種無しパンをばら撒いて
君が僕らに食わせる傍らで
5000人のユーザーが腹を満たした
僕らを幸せに導いておくれ
So we stole and drank champagne
On the seventh seal, you said you never feel pain
"I never feel pain, won't you hit me again?
I need a bit of black and blue to be in rotation."
そして僕らは盗んだシャンパンを飲み
第七の封印を開けて、君は言った
ちっとも痛くない
「痛くないよ、もう一度ぶってくれないか?」
「順番通り進めるには、アザがなくちゃいけないんだ」
In my blood, I feel the bubbles burst
There was a flash of fist, an eyebrow burst
You've a lazy laugh and a red white shirt
I fall to the floor, fainting at the sight of blood
血管の中で泡がはじけるのが分かる
放たれた拳の先に現れた眉毛
にやけた君の顔と赤く染まった白いシャツ
僕は床に倒れ込む
血を見て気が遠くなる
Did I see you in a limousine
Flinging out the fish and the unleavened
Turn the rich into wine, walking the mean
Be they Magdalene or virgin- you've already been
You've already been and we've already seen
That the fallen are the virtuous among us
Walk among us, never judge us
To be blessed
君を見かけたことがあったかな
リムジンの窓から魚と種無しパンをばら撒いて
貧しい者たちの上を歩きながら財産をワインに変える
マグダラだろうが、処女マリアだろうが
君はすでに経験しているはず
君はすでに経験しているし
僕らはすでに知っている
“死者”というのは僕らの中では高潔で
僕らの中に紛れ込んでいて
恵みを与えるためにと
僕らを裁くことはしない
So, I'm sorry if I ever resisted
I never had a doubt that you ever existed
I only have a problem when people insist on
Taking their hate and placing it on your name
だからごめんよ
たとえ僕が反抗しようとも
君の存在を疑ったことは一度もない
ただ世間が憎しみを
君の名を借りて吐き出すのを見ると
混乱してしまう
So they say you're trouble, boy
Just because you like to destroy
You are the word, the word is 'destroy'
I break this bottle and think of you fondly
それじゃ君は問題児だと呼ばれているのかい
ただ破壊するのが好きというだけで
君こそ、その言葉「破壊」そのもの
だったら僕はこの瓶を叩き割って
妄信的に君を思おう
Did I see you in a limousine
Flinging out the fish and the unleavened
To the whore in a hostel or the scum of a scheme
Turn the rich into wine, walking the mean
It's not a jag in the arm, it's a nail in the beam
On this barren Earth, you scatter your seed
Be they Magdalene or virgin, you've already been Yeah, you've already been And we've already seen that the
君を見かけたことがあったかな
ホステルの売春婦や陰謀を企むクズに
リムジンの窓から魚と種無しパンを放り投げ
貧しい者たちの上を歩きながら財産をワインに変える
腕に傷をつけるのではない
板に釘を打ち込むのさ
君はこの不毛の大地に種を撒く
マグダラだろうと、処女だろうと
君にはすでに経験があるはず
君にはすでに経験があるはずだし
僕らはすでに知っている
You've already been, we've already seen
That the fallen are the virtuous among us
Walk among us If you judge us
We're all damned
“死者”というのは僕らの中では高潔で
僕らの中に紛れ込んでいる
君が僕らを裁けば
僕らはみんな地獄に落ちるだろう
<楽曲解説>
イエス・キリストに宛てて
彼が現在の地球に存在しているとしたら
裕福な「自称」キリスト教徒と酒を飲み交わすことよりも
下級階層に混ざって愛を説くことを選ぶだろう
ということを暗喩しながら語りかけている
<キリストに関する暗喩>
Some say you’re troubled, boy
Just because you like to destroy
All the things that bring the idiots joy
⇒キリストが神殿から商人を追い出したことから
※キリストは屋台を広げて暴利を貪る商人たちを見て
「国民の家と呼ばれるべき神殿を強盗の巣にした」と声を荒げ
商人たちを神殿の境内から追い出した。
Fringing fish and the unleavened
⇒5つのパンと2尾の魚の奇跡から
※キリストが数少ないパンと魚に祝福の言葉をかけ
ちぎって渡し配らせると、なくなることなく
キリストのあとをついてきた5000人の群集のすべてに行渡った。
さらに余りまで出た。という軌跡。
(five thousand users fed today as you feed us)
Turn the rich into wine as you walk on the mean
⇒「水をワインに変える」「水の上を歩く」奇跡から
同時に貧富の関係を暗示している。
I never feel pain, won’t you hit me again?
⇒「右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい」という説教から
Be they Magdalena or Virgin, you’ve already been
⇒マグダラのマリアと、処女マリア
So I’m sorry if I ever resisted
I only have a problem
When people insist on taking their hate
Placing it on your name
⇒神の名の元に行われる宗教的な暴力や狭量を暗喩
(聖戦や自爆テロを含む)
I break this bottle think of you fondly
⇒最後の晩餐にて、キリストはパンをちぎり
弟子にその行為を彼の記念とし行うよう教えた。
It’s not jag in the arm it’s a nail in the beam
⇒キリストが十字架に磔にされたれたことから
On this barren Earth you scatter your seed
⇒「種をまく人」のたとえ話から
If you judge us we’re all damned
⇒「最後の審判」の暗喩?
はあ。長い。Wikipediaからの引用はここまでです。
これ以外にも聖書に関連する言葉があります。
The seventh seal(第七の封印)とか。
これはもう話がめちゃくちゃ長い。
※終末に起こる神の裁きによって
��if you judge usの件はこの話のことじゃないかと思う)
世界が破壊されるという話。
それからGODという言葉の由来が
Generate(創造)Operate(維持)Destroy(破壊)
単語の頭文字を取ったという説があるらしく
歌詞の中で何度も出てくるdestroyという言葉には
そういう含みもあるのかな。
*Because you kissed St. Rollox adieu
これも調べてみたら予想外に長い話だった・・・・
ネットで拾った英語の考察から引用します。
「セント・ロロックスにさよなら」
この一文にはふたつの考えが含まれる。
ひとつは聖人とされる人物を否認すること。
そしてセント・ロレックスという言葉で
Dennistoun(グラスゴーの地域名)近隣にある24時間営業の大型テスコ(スーパーの名前)を現している。
Kunstというドイツ語については
面白い響きと韻を踏むのに便利という以外に
特に意味はないものと思われる。
実際のグラスゴーのこの区域は
かつて世界で最も高い煙突を所有すると同時に
世界最大の鉄道普及域を誇った。
セント・ロロックスは裕福な土地ではなかった。
活発な産業地帯としての性質がある一方で
スコットランドに蔓延したペストの温床とされ
この事実によりセント・ロロックスの名が付いた。
セント・ロロックスとはフランスの聖人”聖ロック(St. Roche)”に由来する名で
彼は治療法のない時代にペスト患者を回復させる奇跡を行ったと信じられている。
つまり、セント・ロロックスはペストの後援聖人とも考えられる。
そのような名の土地から離れたいと考える者がいても、不思議はない。
引用はここまでです。
セント・ロロックスというのはグラスゴーの鉄道会社で
同社が管轄していたグラスゴー北東部の地域のこと、らしい。
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