20140122

【和訳】Bette Midler - The Rose

ベット・ミドラーの歌が大好きですが、ジブリの「おもひでぽろぽろ」で使われていた都はるみさんの日本語版「愛は花、君はその種子」も好きです。歌詞は高畑監督が訳したそうで、素晴らしいなと聞く度に思います。

*some say~ =「~と言う人もいる」

*bleed
「血の滲むほどの痛み/苦しみ」。ここでは「血を流す」や「痛み」というよりも「中身が溢れ出る」という状態を表しているに近い意味だと思う。

*taken
give and takeという言葉もあるようにgiveとtakeは対になった言葉。
一般的にgiveは「与える」というより「差し出す」という動作に重点が置かれている印象。
一般的にtakeは「受けとる」というより「取る」という動作に重点が置かれて、(他人の意思に関係無く)手に入れる ≒「奪う」という意味で使われる印象。
takenは「奪われる」の他に「見初められる≒付き合う」の意味でも使われる。

1番の歌詞に出てくる比喩はどれも中立的に表現されていると思うので、「花」だけはどうしても肯定的になったが、他の喩えも否定的な訳にならないように気を付けた。「柔らかな葦を押し流す川」の部分は、川に根本を浸かるように生える葦が流されて倒れ、水中で揺れている様子を想像した。その辺の河川敷でもよく見る光景。この部分だけは自分ではまだ身に覚えがなく理解できないでいる。
2番は全てneverを含む否定文。learnは「学ぶ」ではなく「(動作を)する≒知る」こと。どれも訳すのに苦労したけど、結局ほぼ直訳になってしまった。that never learns to liveは「生きる意味を知らない」ではなく「生きることをしていない=生きていない」ということ。
3番に出てくるyouは1番のyouと同じか総称人称か迷ったけど、どっちとも取れるように書き出さなかった。
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Some say love, it is a river
That drowns the tender reed
Some say love, it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love, it is a hunger
An endless aching need
I say love, it is a flower
And you its only seed
人は言う
愛 それは川
柔らかな葦を押し流す川
人は言う
愛 それは刃
切りつけられた魂は血を流す
人は言う
愛 それは飢餓
終わりなき壮絶な困窮
わたしにとって
愛 それは花
そしてあなたは その唯一の種子

It's the heart afraid of breaking
That never learns to dance
It's the dream afraid of waking
That never takes the chance
It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give
And the soul afraid of dyin'
That never learns to live
壊れることを恐れる心は
踊ることを知ることもない
目覚めることを恐れる夢は
好機を掴むこともない
奪われることを許さない者は
差し出すこともないだろう
死ぬことを恐れる魂は
生きることを知らない

When the night has been too lonely
And the road has been too long
And you think that love is only
For the lucky and the strong
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose
夜はあまりにも孤独で
道のりはあまりにも長く
愛を得られるのは
幸運で気丈な人間だけ
そう思っているのなら
思い出してみて
冬の間
切ない雪の奥深くに眠る種子は
太陽の温もりと共に
春を迎え バラの花を咲かせる

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