20131111

【和訳】Franz Ferdinand - Right Action

(アルバム"Right Words, Right Thoughts, Right Action"より)

アルバムトレーラー!


からの!先行シングルPV!


カプラノスさんの切れのあるハイキックに注目!

*訳注*
*11 South Court Gardens, England's Lane
車で15分くらいで行き来できるところにあるロンドンの実際の地名。
ファーストバースは露店で売ってたメッセージ入りハガキの言葉だそうで、歌詞に住所が出てくるのもこういう由来があるからかなと思うけど、よく分からない。
続きにドミノレコードのアルバム紹介文の和訳を載せました。トラックリスト含む原文はここ
******

Come home practically all is nearly forgiven
Right thoughts, right words, right action
帰っておいで
実際的にはすべてのことが
許されたに近いと言える
正しい言葉 正しい思考 正しい行動

Almost everything could be forgotten
Right thoughts, right words, right action
ほとんどすべてのことが
忘れ去られたとも考えられる
正しい言葉 正しい思考 正しい行動

But how can we leave you
To a Saturday night or a Sunday morning
Good morning
けれど
土曜の晩に あるいは 日曜の朝に
君を任せることはできないよ
おはよう

Sometimes I wish you were here, weather permitting
Right thoughts, right words, right action
君がここにいたらと
思うことがあるんだ
天候さえ良ければ
正しい言葉 正しい思考 正しい行動

This time, same as before, I'll love you forever
Right thoughts, right words, right action
今も 今までと同じように
永遠に君を愛せそうな気がしてる
正しい言葉 正しい思考 正しい行動

But how can we leave you
To a Saturday night or a Sunday morning
Good morning
けれど
土曜の晩に あるいは 日曜の朝に
君を任せることはできないよ
おはよう

11 South Court Gardens
England’s Lane Hampstead London
11 サウス コートガーデンズ
イングランズレーン ハムステッド ロンドン

Sometimes I wish you were here, weather permitting
Right thoughts, right words, right action
君がここにいたらと
思うときがあるよ
天候さえ良ければ
正しい言葉 正しい思考 正しい行動




この華麗で係累なきレコードはグラスゴー出身のバンドによる2009年「Tonight」以来の新作である。どうやら彼らは一時代を内包するデビューアルバムにして最高傑作「Franz Ferdinand」に見られるような想像力や活力、そして楽しみを再発見したようだ。

録音はカプラノス所有のスコットランドのスタジオとロンドンにあるマッカーシー所有のソーセージ・スタジオスで行われ、完成したLPは無比で冒険的なブリティッシュ・バンドという彼らの地位を強固なものとした。予想外な世界規模での成功を収めた10年間の経験に後押しされてもなお、彼らは斬新で挑戦的である。その要はしばしばある程度の注目と期待感を伴う、単調なしきたりに対する熱心な拒絶である。

「下手なバンドが演じる知性と感情の闘争」。自身の見解を求められ、カプラノスはこう答えた。その意味は神のみぞ知るところだが、今作の歌詞は一層詩的なものに仕上がったらしい。加えて興味深いコラボレーションも行われたようだが、詳細についてはまた後程…

「Right Words, Right Thoughts, Right Action」を構成する10曲は、フランツ・フェルディナンドがグラスゴーアートスクールという外界から隔絶された濃密な世界で獲得したもの ―絵画的に詩的情緒に溢れたディテール、才能溢れるフック、精密な美的展望、そして建設的な芸術感覚とポップな刺激を融合させるという超人的な技術― を全世界に示し、またそれを一層深く推し進めている。楽曲には幅広い威信や音楽性、創作能が莫大に散りばめられている。これが紛れもなくフランツ・フェルディナンドの作品であるということは、それは長らく彼らの名刺代わりとなっている無限の作曲能力と同様に、音響的に斬新で完璧に継ぎ接ぎされたバンドの折衷主義の賜物といえよう。
Categories:

0 comments:

コメントを投稿