20141024

【お願い】無断転載に関しての意見。


 無断転載はやめてくださいとブログやTwitterを通じて何度もお願いをしてきました。その度に読者の皆さんには、多少なりとも不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。ですが皆さんのご協力のおかげで、以前に比べて自分の中で随分それに関するストレスが軽減されてきました。

 しかしやはり心無い人というのは一定数いるわけで。悪気があるのかどうかは分かりませんが、個人のブログやまとめサイトなどにわたしの和訳を無断で使用する人たちがいます。どんな使われ方をしていようと、やはり無断で使用されている自分の文章を見ると、怒りよりも悲しい気持ちがこみ上げてきます。

 ここで今一度、お願いとして記事にさせて頂きます。自分でも、何度も何度も同じことを書くのは面倒だし、そのことについて考えるのも良い気持ちはしないので、転載についての記事を書くのは今回で最後にしたいと思います。ブログを訪問してくださったほとんどの皆さんには全く関係のない話ですから、ただ和訳を探してこのブログに辿り着いたあなたにとっては、全く意味のない内容です。どうぞ、読み飛ばしてください。

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 イントロダクションでも説明した通り、ここで言う転載とは当ブログに存在する記事のうち日本語で書かれている文章を引用して別のウェブサイトに掲載することです。転載ではなく引用であるという言い訳は見苦しいのでやめてください。転載をご希望の方は必ず事前にご連絡ください。

 なぜ転載を禁止するのか?
という点についても、イントロダクションに書きましたが、改めて説明させて頂きます。完結に申しあげて、わたしの和訳が完全なものではないからです。英語に慣れ親しんで育ったわけでも、大学で専門的に英語を学んだわけでもない、素人のわたしが趣味で行っている和訳です。そこに誤りがある可能性があることは自分でもよく分かっています。ですから新規の記事を投稿するのと同じ又はそれ以上のペースで過去の記事を読み返し、誤りを見つけた際は修正するという作業を行っています。しかし当ブログで公開している和訳を余所のウェブサイト上に載せられてしまうと、間違った和訳が広まってしまいます。ブログ内での範囲でしたら、わたしが自分で修正できますし、また事前に転載のご連絡を頂ければ、転載先の管理者様に修正の報告をすることができます。無断転載されてしまうと、修正のためのパスウェイが絶たれ、フィードバックが不可能になってしまいます。このブログでは自分が好きだと思う曲だけを取り扱っています。そして、好きな曲を取り扱う上で、原詩を第一に尊重しています。わたしの力不足によって原詩やアーティストの尊厳を傷つけるような事態は、できる限り避けたいと思っています。

 誤りを解説するために転載するのであれば、転載を禁止する理由を汲んでいるのでは?無断で引用しても問題はないのでは?という考え方をなさる方のために、意見を書かせて頂きます。キリがないです。やめてほしいとお願いしている。どんな理由があって、どんな目的があってかのお願いなのかということは、関係ありません。やめてください。良かれと思ってという言い訳もご遠慮ください。インターネット上での、直接顔の見えない世界でのやり取りでは、画面の向こうに生身の人間がいるということを忘れてしまいがちですが、あなたがこの文章を読んでいるのと同じように、わたしという人間がこの文章を書いています。顔は見えなくても、ここにいるのは生身の人間です。誰かがやめてくれと言っている。その理由も丁寧に説明している。それでもやめない。現実世界での人付き合いを振り返ってみてください。そんなことをされて、嫌な気持ちにならない人間がいるでしょうか?

 わたしの和訳に間違いを見つけて、それがどうしても許せないというのであれば。どうしても間違いを指摘してやらなければ気が済まないという強い正義感をお持ちであれば。どうぞコメントにて直接わたしにご意見ください。そのためにオープンなコメント欄を設けています。フィードバックのためです。お礼やお褒めの言葉もとてもありがたいですが、ご意見やご指摘のコメントは、そんなものよりも貴重です。どんな厳しいコメントを頂いても、削除はしません。全て公開し続けます。
 ただし、腹が立って仕方ないからといって、悪口を書き連ねるだけのコメントを頂いても、そういったものには何の生産性も見出せません。返信にてお断りはさせて頂きますが、こちらで削除します。ご了承ください。

 ブログ名を出さなければ転載してもバレないのでは?とお考えの方に申しあげておきます。バレていますよ。というのもわたしは毎日google検索で自分の文章を検索にかけています。いわゆるエゴサーチです。例えばわたしの書いた和訳を一部改変する等工夫して、さも自分が書いたもののように紹介しているブログをいくつか見かけたことがあります。わたしが書いた文章ですから、見ればわたしのものだとすぐに分かります。

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以上です。

読者の皆さんにはご不便・ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、自分なりに誠実に対応してまいりますので、今後ともお付き合い頂ければ幸いです。

2014年10月24日
zoe

(twitter @einzelzelle

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