20131111

【和訳】Ed Sheeran - You Need Me, I Don't Need You

(アルバム" + "より)

長い・・・・ラップなので訳すのが大変でした。
PVがすごくスタイリッシュで好きです。
曲の内容はインディーズ時代に事務所とモメたことが元になっているらしい。


曲中に出てくる「ブリット・スクール」は名門の音楽大学のことで
最近で言うとエイミー・ワインハウスやアデルもこの学校の卒業生。

ガブリエラ・チルミ… オーストラリア出身の若手シンガー・ソングライター。
エドと同じく、まだ20歳そこそこ。

ダミアン・ライス… アイルランド出身のフォーク歌手。

ラッパーシューズ… ラッパーが履くようなゴツいスニーカーのこと。

「ルフィオ」… ピーター・パンに登場する、ロストボーイズのリーダー的存在の少年。
ルフィオもエドと同じ赤毛。

訳注

*fella(=fellow)
Guyと同じ。男友達、彼氏、知り合い、観客。

*Elephant in the room
「部屋の中の象」=誰もが気付いているのに気付かないふりをしている問題

*Facelift
整形手術のフェイスリフトの意味もある。
車とか機械系のことでいうとマイナーチェンジ、シフトチェンジという意味になる。

*long nighter
調べても正確な意味が分からなかった…。
「夜遊び好き」と訳した。

*I’m up and coming like I’m fucking in an elevator
「昇りのエレベーターみたいに将来有望」
Up-and-comingは音楽雑誌の新人アーティスト紹介コーナーでよく見かける表現。
将来有望と訳した。





Now I’m in town
Break it down, thinking of making a new sound
Playing a different show every night in front of a new crowd
That’s you now
Ciao, seems that life is great now
See me lose focus as I sing to you loud
And I can’t no I won’t hush
I’ll say the words that make you blush
I’m gonna sing this now
街のど真ん中、ちょっと休憩して
新しい音楽を作ろうと思ってるところ
新しい観客を前に、毎晩違うショーをこなしてる
今夜の客は君ってわけ
チャオ、こんな人生は最高
大声で君に向かって歌っていると
だんだんわけが分からなくなってくる
無理だよ、静かになんてしていられない
君が思わず顔を赤らめるような言葉を言うよ
そんな歌を歌ってあげるよ

See I’m true, my songs are where my heart is
I’m like glue, I stick to other artists
I’m not yours now that would be disastrous
Let me sing and do my thing and move to greener pastures
See I’m real I do it all it’s all me
I’m not fake, don’t ever call me lazy
I won’t stay put, give me the chance to be free
Suffolk sadly seems to sort of suffocate me
僕はいつも誠実だ、歌にこそ僕の心が宿っている
接着剤みたいに他のアーティストたちに張り付いてる
僕は君のものじゃない、君のものになるなんて破滅と同じ
歌わせてくれ、自分のやり方でやらせてくれ
そうやってもっと上へと昇っていきたい
僕はリアルだ、何だってやるよ、些細なことでも自分の分身だから
僕はフェイクじゃない、怠慢だなんて言わせない
いつまでも鎖で繋がれていたくない、自由になるチャンスがほしい
残念だけどサフォークなんかにい続けたら窒息しそう

Cos you need me, man, I don’t need you
You need me, man, I don’t need you at all
君には僕が必要だろうけど、僕には君なんか必要ない
君なんかちっとも必要じゃない

I sing and write my own tune
And I write my own verse? Hell
Don’t need another word-smith to make my tune sell
Call yourself a singer-writer, you’re just bluffing
Your name’s on the credits and you didn’t write nothing
I sing fast I know that all my shit’s cool
I will blast and I didn’t go to Brit School
I came fast with the way I act, right
I can’t last if I’m smoking on a crack pipe
自分の曲は自分で書いて自分で歌う
作詞も自分で?当然
曲を売るために別の作詞家を雇う必要なんかない
シンガー・ソングライターなんて、冗談だろ?
クレジットには名前が載ってるけど、自分で書いたことなんて一度もないくせに
高速で口を動かす、僕の歌はどれも最高にクール
必ず売れてみせる、ブリット・スクールに通ったわけじゃないけど
僕は僕のやり方で、誰よりも早く業界に乗り込んだ
クラックパイプを吸ってるようじゃ長くは続けられない

And I won’t be product of my genre
My mind will always be stronger than my songs are
Never believe the bullshits that fake guys feed to ya
Always read the stories that you hear on Wikipedia
And musically I’m demonstrating
When I perform live, feels like I am meditating
Times at The Enterprise when some fella filmed me
A young singer-writer like Gabriella Cilmi
ジャンルに捕らわれることもない
歌よりも強烈な思考があるから
フェイクな連中が垂れ流す下らない話なんて信じるな
書かれるのはウィキペディアで見たような話ばかり
僕は音楽で自分を表し続ける
ライブをやっているときは、まさに瞑想の境地にいるような気分
エンタープライズでやったときには動画を撮ってくれた人もいた
紹介文は「ガブリエラ・チルミを彷彿とさせる若きシンガー・ソングライター」

With the lyrics I’ll be a aiming it right
I won’t stop till my names in lights at stadium heights
With Damien Rice on red carpets
Now I’m on Arabian nights
Because I’m young and I know my brother’s gonna give me advice
Long nighter, short height and I’ve gone hyper
Never be anything but a singer-songwriter
The games over but now I’m on a new level
Watch how I step on the track without a loop pedal
歌詞に感情を乗せて高みを目指す
スタジアムクラスのショーで、眩しいライトにこの名前が輝くまでは
ダミアン・ライスと一緒にレッドカーペットを歩くまでは
絶対にくじけない
今の僕はさながらアラビアンナイトの登場人物
まだ若い僕に、これから先輩たちが色々教えてくれるだろう
夜遊び好きのチビが大ヒットを飛ばした
僕はシンガー・ソングライター以外の何者でもない
ゲームはクリアした、でもまた新しいレベルに挑戦してる
ループペダルなしでも突き進んでいける

People think that I’m bound to blow up
I’ve done around about a thousand shows
But I haven’t got a house plus I live on the couch
So you can be the lyrics when I’m singing them out
世間からはそのうち消える存在だと思われてる
こなしたショーの数は1000か、そのくらい
でもまだ家も持ってないし、ソファで寝食を済ませてる
僕の歌はそんな暮らしについての歌、君も歌詞のネタになる

From day one I’ve been prepared with vo5 wax for my ginger hair
So now I’m back to the sofa giving a dose of what the future holds
Cos it’s another day
この仕事を始めたその日から変わらず、vo5のワックスで赤毛を整える
今夜もいつものソファに戻ってきた
未来に待つ栄光のため、辛酸を舐めることもある
そんな日もあるさ

Plus I’ll keep my last name forever
Keep the genre pretty basic
Gonna be breaking into other people’s tunes when I chase it
And replace it with the elephant in the room with a facelift
Into anther rappers shoes using new laces
それと、このラストネームで永遠に名乗り続けるつもり
ジャンルは基本に忠実なままで
チャートに連なる曲の中に割って入って
頂点を目指し順位の奪い合い
ちょっとしたマイナーチェンジで、誰もが避けたがるような話題を切り口に
斬新な靴紐で他のラッパーシューズに差をつける

Selling CDs from my rucksack aiming for the papers
Selling CDs from my rucksack aiming for majors
Nationwide till we’re just jack
Soon as I get the bus back
Clean cut kid without a razor for the moustache
リュックに詰め込んだCDを売り続ける
新聞に名前が載るように、名前が知れ渡るように
金が溜まるまでは国内を回って
バスを取り戻したらすぐにでも
ヒゲを生やしっぱなしの端正な少年に戻ろう

I hit back when the pen hurts me
I’m still a choir boy in a Fenchurch tee
I’m still the same as a year boy
But more people hear me though
According to the myspace and youtube videos
ひどい批評を書かれても必ず見返してやる
フェンチャーチのTシャツを着てるだけで
聖歌隊にいた頃と何も変わらない
1歳の赤ん坊と何も変わらない
ただしMyspaceとYoutubeの再生回数によれば
あの頃よりずいぶん多くの人が声を聞いてくれるようだけど

I’m always doing shows if I’m not I’m in the studio
Truly broke, never growing up call me “Rufio”
Melody music maker
Reading all the papers
They say I’m up and coming like I’m fucking in an elevator
いつもステージに出てる、そうでなきゃスタジオにいる
完全に一文無し、ちっとも成長しない、僕は「ルフィオ」
メロディを紡ぎ音楽を作るのが仕事
どの新聞を見ても同じことが書いてある
「昇りのエレベーターみたいに将来有望」だってさ

Cos you need me, man, I don’t need you
You need me, man, I don’t need you at all
君には僕が必要だろうけど、僕には君なんか必要ない
君なんか全然必要ない
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2 件のコメント:

  1. 僕は最後の行、
    エドの批判をしていた"you"(おそらくpublicity) がエドが売れた今更になってed が "up and coming"と手の平返しの批評をすることに対して、まるでそれじゃ俺が*"fucking in an elevator "してるみたいじゃねーかとcomeを使った字義通りの意味合いで痛烈な皮肉を言ってると解釈したのですが、いかがでしょうか?

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    1. ダブルミーニングだと解釈をしています。今回の和訳ではexplicitな意味合いの方を訳に採用しました。

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